マンション売却の期間、実は長すぎも短すぎも良くない

最終更新日:2019/07/08

マンション売却を検討し始めると、引越しの準備や入金のタイミング確認をするために、どれくらいの期間がかかるのか把握しておきたいのではないでしょうか。

スケジュール

ここでは希望どおりの金額で売却するための最適な期間はどれくらいなのか、さまざまな角度からまとめています。各プロセスに要する期間にもふれているので、マンション売却の流れとともに確認していきましょう。

マンション売却で必要な期間

まずは、マンション売却を始めてから引き渡しまでにどのくらいの期間を要するのか、確認してみましょう。

どのくらいの期間でマンション売却を実現したいか

マンションを売却するなら、どれくらいの期間で売却をしたいか、自分で設定することが重要です。

マンション売却に要する期間は相場よりも金額を高くするほど長くなり、安くするほど早く売れることになります。つまり売却までに決まった期間があるのではなく、自分で期間を設定し、そこまでに売却できる「妥当な金額を設定する」というような逆算をしなくてはいけません。

長すぎても良くない?マンション売却の適正な期間

どのくらいの期間で売却したいかは自分で決めると言いましたが、実際には売却までの適正な期間は存在します。

媒介契約の期間を意識

マンションの売却をする時、不動産会社との間に媒介契約を結びます。媒介契約は不動産会社に買い手を見つけてもらうために必要な契約ですが、3ヶ月更新となります。

媒介契約には、複数の会社に委託できる一般媒介契約と、一社のみと契約する専任媒介契約・専属専任媒介契約がありますが、後者はマンションの売却活動を報告する義務や不動産情報ネットワークのレインズへの掲載が義務となっていますが、3ヶ月で自動的に更新が切れます。

不動産会社の都合にはなりますが、3ヶ月・6ヶ月を節目に売却活動を進めて行きます。

長期間売りに出すのはよくない

マンションをウェブ上などに公開し続けているということは、「売れ残っている」という見られ方もします。マンション自体に問題がなくても、1年近くも売れていないというだけでマイナスになってしまうので、長くとも6ヶ月程度で買い手が決まるような金額設定が望ましいと言われます。

また、不動産会社も売り始めと同じ熱意で売却活動をしているとは考えにくいという事情があります。担当者の立場になると、長く売れないものは注力しても売れないと感じてしまったり他の新着物件の方が売りやすく見えてしまったりします。やはり希望金額で売却できるよう、長くとも6ヶ月程度での売却を目指すと良いかもしれません。

段階的に売却を進めると良い

ここまで3ヶ月・6ヶ月と具体的な数字を紹介してきましたが、マンション売却は売り手と買い手の希望が一致して初めて成立します。

参考まで、始めの3ヶ月は相場よりも強気の金額設定をして買い手を探し、3ヶ月経過したタイミングで不動産会社の対応や金額の見直しをして、次の3ヶ月で妥当金額設定をして、そして期日が近づくと相場よりも安い金額で売却を決める、というような計画が好ましいという意見もあります。

自分の売却スケジュールをきちんと組んで段階的に売却を進めることで、より納得してマンションを売ることができます。

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マンション売却の手続き・プロセスごとの期間

さてマンションの売却スケジュールや全体で要する期間を紹介しましたが、具体的な手続きはそれぞれどのくらいの時間がかかるのでしょうか。主な手続きとそれに要する時間を確認していきましょう。

1.マンションの査定と不動産会社選び

売却の理由を改めて確認し、物件の周辺相場も調べてマンションの売却を決意したあとは、不動産会社を決めなければいけません。不動産会社を決めるには、担当者の雰囲気や取り扱いのある物件やエリア、そして売買実績なども確認しなければいけません。

通常、最寄りなどの不動産会社に足を運んだりインターネットで検索したりすることになると思いますが、一社ずつ査定をお願いして査定結果を比較していくと、会社選びだけで1ヶ月~数ヶ月かかってしまうかもしれません。

そこで最近は「一括査定サイト」を使うことが一般的になっています。当サイトでもこれを推奨しており、物件や本人の情報を入力するだけで複数の会社に一括で査定を実施してもらい、比較することができます。

査定結果をもらうまでには1週間程度かかると言われますが、不動産会社と媒介契約を結ぶまでに、かなりの時間を短縮できます。

2.物件の流通・内見

はじめに書いたように買い手がつくかどうかは売り出す条件で変わりますが、宣伝活動の仕方で申し込みが入るかどうかが変わってきます。

実際に本人が行うことは少ないですが、不動産会社の販促活動をチェックしてみたり内覧に合わせて物件をきれいにしておいたりすることもできます。基本的には購入の希望者から購入申込書をもらうことがゴールになりますが、内覧からスムーズに進めば1ヶ月以内で話がまとまることもあるといいます。

3.買い手が決まってからも手続きがある

購入申込書を受け取るとすぐに引き渡しが行われるわけではありません。購入申し込みに承諾すると、以下の手続きを行います。

書類の手配

契約や引渡しに必要な書類の準備があります。主に権利証や身分証などを準備しますが、自治体にすぐに行けるのか、申請から受け取りまでに時間はかからないのか不動産会社の担当者に確認しなくてはいけません。物件の近くに住んでいない場合には書類の準備だけでかなり時間を要する可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

売買契約

書類を準備して、売買契約に臨みます。代金決済や引渡しの日取りを決めていくことになります。また、この時点で手付金や仲介手数料の一部を受け取ります。

決済や引き渡し

最後に決済と引き渡しを行います。ここまで、申込みが入ってから1ヶ月以上かかることもあります。引越しの日取りについても調整が必要になるので、不安がある場合は仲介をお願いしている不動産会社に相談しておくと良いでしょう。

急ぎで売りたい?マンションを早期売却するなら

マンションを早期で売却したいという人もいると思います。具体的にどんな方法があるのか、確認していきましょう。

媒介契約の見直し

ここでは媒介契約の契約期間の3ヶ月以内を早期売却として話を進めます。マンション売却では媒介契約を結ぶことになりますが、その不動産会社の対応がまずかった場合などには、より希望に近い対応をしてくれる会社に変更することもできます。ただし、不動産会社が契約の解除日までに使って宣伝費について、明細書などがある場合には費用請求がありえますので、気をつけましょう。

さらに急ぐ場合はマンション買取

ここまで紹介してきたのは「マンション売却」と呼ばれる、不動産会社が物件売却を仲介し、市場で買い手を見つけるというプロセスを踏みます。

一方でマンション買取は、不動産会社が直接物件を買い取る手続きになります。市場で買い手を探さない分、かなりの時間短縮になると言えます。しかしマンション買取の場合は業者にとって、資金力やリスクなど問題があるため、買取金額は安くなってしまいます。

参考:マンションの販売期間

中古マンションではありませんが、新築マンションにおける不動産売却では「期分け販売」というものがあります。新築分譲マンションなどでは第1期から順番に期分けして販売していくことがあります。4期を超えることも珍しくなく、その狙いは個数を限定的にして売れやすくすること・2期目以降の価格を1期の売れ行きをみて決定すること、といったところにあります。

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